ピラティス×筋トレの“いいとこ取り”──姿勢も代謝も上がるハイブリッド・ボディメイク術 コメントする / パーソナルトレーニング / By shizuka / 2025年8月26日 はじめに|「姿勢はピラティス、痩せるなら筋トレ」…分けて考えていませんか? 「姿勢を治すにはピラティス?」「脂肪を落とすなら筋トレ?」ーー実は、どちらかだけより、両方を掛け合わせるほうが圧倒的に効率的。ピラティスは体幹のコントロールと呼吸で軸を整え、筋トレは大筋群の出力で代謝を底上げします。順序と配分を最適化すれば見た目(ライン・姿勢)と数値(代謝・筋量)が同時に変わります。ここでは、LIFEMAKEが行うハイブリッド設計を具体的にご紹介します。 なぜ「ピラティス×筋トレ」の掛け算が効くのか ① 体幹の静的安定が出力の土台になる 骨盤・肋骨・肩甲骨のポジションが整うと、スクワットやプレスで狙った筋に負荷が届きます。その結果、少ない回数でも効かせられるのです。 ② 呼吸で腹圧を作るとフォームが崩れない ピラティス呼吸(横隔膜+肋骨の外側展開)で腹圧を確保すると、腰の反り返りや肩のすくみが激減しケガ予防に。 ③ 神経系の目覚まし → 代謝のブースト 順番 ピラティスで神経→筋の目配りを作ってから筋トレで大筋群を動員。ウォームアップの5分が、その後の消費効率を大きく変えます。 ウォームアップからフィニッシュまで:理想の順序 STEP 0 |プリブリージング(1-2分) ・仰向けで肋骨を横に開く呼吸×5呼吸・骨盤ニュートラル確認 STEP 1 |ピラティス・モビリティ(4-6分) ・キャット&カウ / スパインツイスト / ショルダーブリッジ→ 背骨と股関節の可動域を確保 STEP 2 |コンパウンド筋トレ(20分) ・スクワット、ヒップスラスト、ラットプル、ローイング→ 大筋群で代謝を上げる STEP 3 |ピラティス・アクセント(6-8分) ・デッドバグ、サイドキック、スイミング→ 部位の効かせ残しと体幹安定を再強化 STEP 4 |リカバリー呼吸&ストレッチ(3分) ・胸郭オープン+ロングエクスハレーション→ 自律神経を整えて疲労を持ち越さない 目的別ハイブリッド処方 ▶反り腰&下腹ぽっこりタイプ・ピラティス:ペルビックティルト、デッドバグ・筋トレ:ヒップヒンジ(ルーマニアンDL)、ヒップスラスト・ねらい:腹横筋で骨盤をニュートラル化→お尻主導で下半身を使う▶巻き肩&猫背タイプ・ピラティス:スキャプラセッティング、スワンプレップ・筋トレ:ラットプル/フェイスプル/ダンベルリーバスフライ・ねらい:肩甲骨の下制・内転を学習→胸が自然に開く▶ヒップアップ&脚スッキリタイプ・ピラティス:サイドレッグシリーズ(中殿筋狙い)・筋トレ:ブルガリアンスクワット、ケーブルキックバック・ねらい:膝主導→股関節主導へ。前ももの張りを抑えてヒップに集約 自分で行う時のチェックリスト 🌟呼吸が浅くなっていないか?(吐き切る→肋骨が閉じる)🌟体幹の圧が抜けていないか?(動作中もお腹の360°張りを意識)🌟狙いの筋に効いているか?(前ももに逃げていない/肩がすくんでいない)🌟翌日に残るのは張りであって痛みではないか? LIFEMAKEのハイブリッド指導が選ばれる理由 ① 完全個室×女性トレーナで微調整が行き届く:骨盤・肋骨・肩甲骨の数センチ単位の修正をマンツーマンで。見た目の変化が速いのはここが違う。②フォーム動画&呼吸ガイドをLINEで共有:在宅でも同じ効果を再現できるように指導。自分だけのルーティン動画が続ける力になる。③目的別プログラムをチューニング:反り腰→巻き肩改善→ヒップメイク…と達成に応じて配分を更新。飽きない・停滞しない。 まとめ|整えてから鍛えるが、最短でキレイに効く ・ピラティスで軸と呼吸を取り戻す・筋トレで大筋群を動員して代謝を上げる・5分の下ごしらえが、20分の本編を別物の効果に変える「姿勢も、代謝も、ラインも」ーー欲張りでいい。ハイブリッドなら全部取りができます。LIFEMAKEがあなたに最適な配合で伴走します。 執筆者 小林寛史 大手パーソナルトレーニングジムで勤務後に独立。岐阜市、本巣市、各務原市、羽島市でダイエット専門のパーソナルトレーニングジム「LIFEMAKE」を経営しています。パーソナルジムと聞くと「短期的」「キツイ」「敷居が高い」と思われる方が多いですがLIFEMAKEではダイエット初心者の方向けに、無理をしない中長期のダイエットのサポートを行っています。