「ジムに通い続けられない…」そんな人でも続くトレーニング習慣の作り方 コメントする / パーソナルトレーニング / By shizuka / 2025年12月5日 なぜジム通いは続かないのか? フィットネスジムへの入会は年々増加していますが、その一方で「すぐに行かなくなる」「三日坊主で終わってしまう」といった声も多く聞かれます。継続できない原因は人それぞれですが、よくある理由には次のようなものがあります。 ・目標が曖昧で、何のために通っているのか分からなくなる・忙しくて時間が取れない・トレーニング内容が単調で飽きてしまう・効果が見えにくく、モチベーションが下がる・周囲の目が気になって集中できない こうした課題をクリアしない限り、ジム通いは長続きしません。では、どのようにすれば習慣化できるのでしょうか? 習慣化のために押さえるべき5つのポイント 1. 目標を具体的に設定する 「痩せたい」や「健康になりたい」といった抽象的な目標ではなく、体重を3kg減らす、体脂肪率を5%下げる、週2回ジムに通うといった具体的で測定可能な目標を設定しましょう。 目標は長期と短期の両方を持つと効果的です。たとえば「3ヶ月後にウエストを−5cm」は短期目標、「半年後にベスト体重をキープ」は長期目標という具合です。 また、目標を紙に書き出して見える場所に貼ったり、スマホのメモアプリに登録して毎日確認する習慣を作ることも有効です。視覚化された目標は、意識を高める重要なツールとなります。 2. 自分のライフスタイルに合った時間を確保する 多くの人が「時間がない」を理由にジムを諦めてしまいます。朝に弱い人が無理に早朝トレーニングを組み込んでも続きません。 平日夜の空き時間、土日の午前中など、自分にとって無理のない時間帯にスケジュールを組み、生活リズムに自然に溶け込ませることがポイントです。 また、ジムに通う時間を“カレンダーに組み込む”ことで、予定として意識できるようになります。Googleカレンダーやスケジュール帳にジム通いを「予定」として記入し、他の予定と同等に扱う意識が大切です。 3. 小さな成功体験を積み重ねる 「今日も通えた」「体が軽くなった気がする」といった小さな変化を積極的に実感することで、自己肯定感が高まり、次も頑張ろうという気持ちが生まれます。 トレーニングログをつけたり、写真で体の変化を記録するのもおすすめです。数字やビジュアルで確認できる成果は、継続のモチベーションになります。 また、アプリやSNSでの共有も効果的です。ダイエットアカウントやトレーニング記録アカウントを作ることで、自分の成長を振り返りやすくなり、他者からの応援がさらなる励みになります。 4. 仲間やトレーナーと関わる 一人で続けるのが難しいなら、トレーナーや同じ目標を持つ仲間の存在が大きな支えになります。 特にパーソナルトレーニングでは、トレーナーがあなたの目標に合わせて指導・応援してくれるため、「一人じゃない」という安心感が得られます。予約制でスケジュールが確定することも、習慣化の助けになります。 また、トレーナーは体の変化だけでなく、気持ちの変化にも気づいてくれます。「最近少し元気がない」と感じれば、無理をさせず調整してくれる柔軟性もパーソナルトレーニングならではの魅力です。 5. 成果以外の“ご褒美”を用意する 体重が減る・筋力がつくなどの変化は時間がかかることもあります。だからこそ、それ以外の“ご褒美”を用意して継続の動機にしましょう。 例えば、「ジム帰りに好きなカフェに寄る」「1ヶ月継続できたら新しいウェアを買う」など、モチベーションにつながる小さな楽しみを習慣に取り入れてみてください。 こうした“自分へのご褒美”を定期的に設定することで、脳が「ジムに行くこと=楽しいこと」と認識するようになり、自然と続けやすくなります。 パーソナルトレーニングが習慣化に向いている理由 明確な指導と計画性 パーソナルトレーニングでは、トレーナーが目標や生活スタイルをもとに綿密なプログラムを組みます。自分で考える必要がないため、トレーニングに集中しやすく、迷わず継続できます。また、定期的にプログラムを見直すことで、効果が停滞する「プラトー現象」も防ぐことができます。常に最適な内容で続けられる安心感は、初心者にも大きなメリットです。 一貫したサポート体制 定期的なフィードバックや、体の状態に応じたプログラムの修正など、サポートが一貫している点も習慣化の大きなメリットです。さらに、食事や睡眠、日常の姿勢に関するアドバイスも受けられるため、トレーニングを生活全体に取り入れることができるようになります。生活習慣が整うと体調管理もしやすくなり、風邪を引きにくくなったり、睡眠の質が向上するなどの副次的なメリットも得られます。 モチベーション維持の工夫 パーソナルジムでは、定期的な体組成の測定や写真記録、チャットでの相談対応など、モチベーションを保つための仕組みが整っています。トレーナーが目標達成のパートナーとして寄り添ってくれることで、精神的な支えにもなります。また、モチベーションが落ちた時のリカバリーも早く、「一度休んだら戻れない」という不安を軽減してくれます。 利用者の声に見る“続けられる理由” 「これまで何度もジムに挫折してきましたが、パーソナルなら“行くのが当たり前”になりました。スケジュールに組み込まれているのが大きいです。」(30代男性)「食事のことまで相談できるので、トレーニング以外の時間も意識が変わりました。毎日がトレーニングにつながっている感じです。」(40代女性) 「目標を細かく設定して一つひとつ達成できるので、モチベーションが続いています。少しずつでも結果が出るのが嬉しい。」(20代女性) 「トレーナーとのやり取りが楽しく、週1回のセッションが待ち遠しくなりました。こんなに続いたのは初めてです。」(50代男性) 習慣化に成功する人の共通点 ・具体的な目標を持っている・自分のペースを大切にしている・小さな変化を楽しめる・信頼できるサポートを受けている・継続のための仕組みを自ら作っている 習慣は「無理なく続けられる環境づくり」から始まります。特にトレーニングは“続けること”が最も重要な要素であり、それが結果に直結します。 まとめ:最初の一歩を工夫すれば、継続は可能になる ジム通いが続かないのは、あなたの意志が弱いからではありません。仕組みや環境、モチベーション維持の方法が整っていないだけです。 だからこそ、最初の一歩を“続けやすい形”で踏み出すことが大切です。パーソナルトレーニングは、そのための有力な選択肢の一つです。プロのサポートと明確なスケジュールによって、誰でも継続しやすくなります。 継続は力なり。あなたに合った習慣化の方法で、無理なく理想の身体を目指しましょう。 執筆者 小林寛史 大手パーソナルトレーニングジムで勤務後に独立。岐阜市、本巣市、各務原市、羽島市でダイエット専門のパーソナルトレーニングジム「LIFEMAKE」を経営しています。パーソナルジムと聞くと「短期的」「キツイ」「敷居が高い」と思われる方が多いですがLIFEMAKEではダイエット初心者の方向けに、無理をしない中長期のダイエットのサポートを行っています。