ジム初心者がやりがちなNGフォームとその正しい直し方 コメントする / トレーニング / By shizuka / 2025年8月1日 はじめに|「動画通りに動いてるのに効かない」その理由は? 「YouTubeで見たスクワットを真似したのに太ももばかり張る」「ベンチブレスをしたら肩が痛い」「プランクを頑張っているのにお腹が引き締まらない」ーそんな経験、ありませんか?結論からいえば、フォームがズレているだけで、同じ種目でも効果は半減し、怪我のリスクまで高まります。ジムは初心者こそ、まずは正しいフォームを最短距離で身につけることが重要です。 そもそも「正しいフォーム」とは? ・ターゲット筋に負荷が集中している・関節に過度なストレスがかからない・呼吸と動きが連動し、力の伝達ロスがないこの3条件を満たして初めて「正しいフォーム」と呼べます。見た目を真似るだけでなく、効き感と安全性が伴っているかがポイントです。 ジム初心者がつまづくNGフォーム ① スクワットで膝が内側に入るQ 何が起こる?A 内ももの張り、膝痛、ヒップに効果が出ない⚠️原因は、足裏重心が母指球寄り、股関節外旋筋の弱さ ② ベンチプレス(腕立て)で肩がすくむ Q 何が起こる?A 腕ではなく肩前部ばかり疲れる、肩関節インピンジメント⚠️原因は、肩甲骨の下制不足、胸骨を立てられない③ デッドリフトで腰が丸まるQ 何が起こる?A 腰椎にシアストレス→ぎっくり腰のリスク大⚠️ハムストリングス・臀部の柔軟性不足、背部筋群の弱さ④ プランクで骨盤が落ちる/上がりすぎるQ 何が起こる?A 腹圧が抜け腰痛、体幹トレの効果ゼロ⚠️腹横筋・多裂筋の意識不足、肩甲骨の安定性不足⑤ラットプルで肘が後ろに抜けるQ 何が起こる?A 広背筋に効かず腕ばかり疲れる⚠️原因は、胸椎伸展不足、肩甲骨下制のコントロール欠如 なぜNGフォームが起きる?3つの根本原因 ① 筋力アンバランス ・優位筋が強すぎて弱い筋をカバー・大腿四頭筋 > 臀筋、三角筋前部 > 胸筋 ② 柔軟性・可動域不足 ・股関節・胸椎・足関節が動かないと逃げが出る・ストレッチ軽視でフォームが崩壊 ③ 姿勢・体幹意識の欠如 ・骨盤前傾 or 後傾が過度・肋骨が開いたまま固定 → コアが抜ける 正しい直し方|5つのリファームステップ ① STEP 1 :モビリティチェックで詰まりを把握・オーバーヘッドスクワットテスト・ショルダーフレクションテスト②STEP 2 :軽負荷&スローテンポで神経を呼び覚ます・スクワットは自重+5秒ネガティブ・ベンチはPVCパイプでフォーム練習③STEP 3 :ミラー&動画フィードバック・正面、側面、背面を撮影・トレーナー目線で客観評価④STEP 4 :ブロック練習で部分修正・スクワット→ヒップヒンジドリル・プランク→ハーフに―リングパネルオフプレス⑤STEP 5 :反復で神経系に焼き付け・ウォームアップごとにフォームドリルを3セット・週3回×4週で運動パターン固定 まとめ|正しいフォームは一生モノの資産 ・筋トレ効率が倍増:同じ時間で成果が違う・けが予防&長く続けられる:痛みゼロが継続の秘訣・美しいラインが手に入る:狙った筋肉にピンポイントで効く最短で結果を出したいなら、重さよりもまずフォームファースト。LIFEMAKEパーソナルトレーニングジムが、あなたの最初の一歩を全力でサポートします。 執筆者 小林寛史 大手パーソナルトレーニングジムで勤務後に独立。岐阜市、本巣市、各務原市、羽島市でダイエット専門のパーソナルトレーニングジム「LIFEMAKE」を経営しています。パーソナルジムと聞くと「短期的」「キツイ」「敷居が高い」と思われる方が多いですがLIFEMAKEではダイエット初心者の方向けに、無理をしない中長期のダイエットのサポートを行っています。