30代からのダイエット、昔と同じ方法じゃ痩せない理由 コメントする / 健康 / By shizuka / 2025年6月20日 「20代の頃はすぐ痩せたのに…」と思っていませんか? 「学生時代は少し食事を減らせばすぐに体重が落ちたのに…」「昔成功したダイエットが、今はまったく効かない…」そんな風に感じたこと、ありませんか?当ジムにも、30代を迎えてから「痩せにくくなった」と悩む方が多く来店されます。大切なのは、「年齢に合わせて、やり方を変えること。この記事では、30代から痩せにくくなる理由と、今の体に合ったダイエットアプローチについて、わかりやすくお伝えします。 なぜ30代になると痩せにくくなるのか? ①基礎代謝の低下 人は20代をピークに、少しずつ筋肉量が減少します。筋肉が減ると、じっとしているだけでも消費するエネルギー(基礎代謝)が低下。つまり、20代と同じ量を食べていても、30代になると「余ったカロリー」が脂肪として蓄積しやすくなるのです。 ②ホルモンバランスの変化 30代からは、女性ホルモン「エストロゲン」が減少傾向に。これが脂肪をため込みやすい体質へと変わる要因になります。また、仕事や育児・人間関係のストレスにより「コルチゾール」というストレスホルモンが増加。これも食欲を増進させ、内臓脂肪の蓄積を促します。 ③ライフスタイルの変化 仕事が忙しくなって自炊の時間が減る家事や育児で自分の時間がとれない睡眠時間がバラバラ飲み会や外食が増えるこうした日常の変化も、30代からの体重増加や停滞の原因になります。 30代からの「正しいダイエット」の考え方 ①筋肉を「減らさず・増やす」ことがカギ 当ジムでは、「筋肉を守る」ことを最優先に考えます。おすすめは、週1~2回の全身筋トレと、毎日のウォーキング(6000~8000歩目安)。特別なマシンや激しい運動は不要です。・スクワット・プランク・階段の昇り降りこうした自重トレーニングや日常の動きで「燃える体」を作っていきましょう。 ②ホルモンを整える生活リズムを意識する ホルモンバランスを整えるには、生活習慣の見直しが必須です。睡眠:最低7時間。23時には就寝を目指しましょう。朝食:食べないのはNG。代謝を上げるスイッチになります。ストレス対策:軽い運動、入浴、深呼吸、好きな時間を持つこうした「小さな積み重ね」が、ホルモンの安定と代謝アップにつながります。 ③「完璧な食事」ではなく「賢い選び方」 30代からは、”頑張る食事”より””選べる食事”が大事。外食やコンビニでも以下のように工夫するだけで十分です。主菜はたんぱく質中心(魚・鶏肉・豆腐)主食は玄米・雑穀米・さつまいもなど”質”の良い炭水化物を選ぶサラダ+味噌汁で栄養バランスを調整甘い物は「我慢」ではなく「量をコントロール」自分のライフスタイルに合わせて”できる工夫”をを選ぶことが長続きのコツです。 まとめ|30代からは「変わる」ことを恐れない 「昔の方法じゃ痩せない」それは、あなたの体が「より健康的で安定した方向に変化している」証です。だからこそ、”今の自分”にあった習慣を見つけることが大切。当ジムでは、運動・食事・生活のすべてをトータルサポートし、あなた専用の”続けられるダイエット”をご提案していきます。 執筆者 小林寛史 大手パーソナルトレーニングジムで勤務後に独立。岐阜市、本巣市、各務原市、羽島市でダイエット専門のパーソナルトレーニングジム「LIFEMAKE」を経営しています。パーソナルジムと聞くと「短期的」「キツイ」「敷居が高い」と思われる方が多いですがLIFEMAKEではダイエット初心者の方向けに、無理をしない中長期のダイエットのサポートを行っています。