【保存版】30代から太るのはなぜ?女性が太りやすくなる原因と対策 コメントする / 健康 / By shizuka / 2025年5月30日 「30歳を超えたら痩せにくくなった」と感じていませんか? 「昔より食べてないのに太る」「なんとなく下腹が出てきた…」「20代と同じ生活なのに体重が落ちない」そんな声を当ジムのカウンセリングでもよく耳にします。実は、30代以降の女性が太りやすくなるのには、しっかりとした理由があるのです。この記事では、30代以降に起こる身体の変化と、それに合った正しいダイエット方法を詳しく解説します。 30代以降の女性が太りやすくなる5つの原因 ①基礎代謝の低下 20代後半から徐々に筋肉量が減少し始め、1年間に約1%ずつ基礎代謝も低下していきます。代謝が落ちると、同じ食事量・運動量でも太りやすくなるのは当然です。 ②女性ホルモン 30代後半から徐々に女性ホルモンが減り始め、40代で急降下します。エストロゲンの減少は、脂肪燃焼の低下・内臓脂肪の蓄積・むくみやすさにつながります。 ③ライフスタイルの変化 仕事の責任が増す、育児で自分の時間が減る、睡眠時間が不規則になる…こうしたライフスタイルの変化が慢性的なストレスや過食、活動量の減少を引き起こします。 ④食事内容の偏り・習慣化した間食 時間がなくて炭水化物中心の食事になったり、疲れを甘いもので癒したり。30代は無意識のうちにカロリー過多になりやすい年代です。 ⑤運動不足の蓄積 「忙しくて運動する暇がない」「若いころは運動していたけど今は…」その、しないまま、が数年積み重なると、筋肉量の低下と体脂肪の増加が加速します。 太りやすさの原因は「変化」と「気づかない習慣」 30代以降の太りやすさは、ホルモン・代謝・生活の複合的な変化によるものです。つまり、「努力不足」ではなく、体の仕組みが変わったことを理解できていないだけ。今必要なのは、20代と同じやり方ではなく、今の自分に合った方法を知ることです。 30代からの対策 5選 ①「週1~2回の筋トレ」で代謝を取り戻す 30代からは、「体重を減らす」よりも「筋肉を増やす」ことがカギ。・自宅でもできる下半身中心の筋トレ・スクワット、ヒップリフトなどが効果的・正しいフォーム指導が続けるコツ ②食べるタイミングと質を見直す ・朝食は抜かず、昼にしっかりとエネルギーを摂る・炭水化物は「質」を重視。(玄米・オートミールなど)・間食はナッツや高カカオチョコでコントロール・タンパク質は1日60~80gを目安に⚠️「食べない」より「食べる内容を変える」が30代以降のポイントです ③睡眠とストレスのコントロール 睡眠不足は、食欲ホルモン(グレリン)の増加と満腹ホルモン(レプチン)の減少を引き起こし、太りやすくなります。・7時間以上の睡眠を目安に・寝る前のスマホは控える・深呼吸や瞑想、湯舟入浴でリラックス習慣を ④自分の体質と向き合う 同じ30代でも「骨格・ホルモン・代謝」は人それぞれ。・姿勢、筋肉量、可動域の評価・体脂肪の付き方や生活習慣の傾向・自分に合った運動、食事のプラン ⑤頑張りすぎず、続けられる工夫を 「頑張っても変わらない」ではなく、「頑張る方向が間違っていた」かもしれません。・続けられる頻度でOK(週1でも効果あり)・完璧を求めない・仲間やサポーターを持つ🔶30代からのダイエットは、「短期集中」より「長期安定」が成功のカギです。 「変化に気づいて対処できるか」が30代からの鍵! 30代からのダイエットは、体に起きる変化を知り、それに合った方法で取り組むことがポイント。✅ 食べる室とタイミングの見直し✅ 週1回の筋トレで代謝を底上げ✅ 睡眠・ストレスへの意識✅自分に合ったサポーターを受けること無理せず、あなたらしいペースで一緒に体を整えていきましょう。 執筆者 小林寛史 大手パーソナルトレーニングジムで勤務後に独立。岐阜市、本巣市、各務原市、羽島市でダイエット専門のパーソナルトレーニングジム「LIFEMAKE」を経営しています。パーソナルジムと聞くと「短期的」「キツイ」「敷居が高い」と思われる方が多いですがLIFEMAKEではダイエット初心者の方向けに、無理をしない中長期のダイエットのサポートを行っています。