筋トレの注意点
「効果的な筋トレをしたい」
「わずかな時間で筋トレをしたい」
「筋トレって毎日するの?」
ダイエットや肉体改造をする人にとって、「筋トレ」は日常のものです。
しかし、中には「辛くてやり遂げられない」という人がいますよね。
「筋トレ」には、いくつかの注意点があります。
この記事では「筋トレの注意点」をまとめ、効果的な筋トレをするための方法を解説します。
筋トレの注意点7つ
筋トレをするときには、7つの注意点を意識するようにしましょう。
7つとは、以下のものです。
・同じ部位ばかり筋トレしない
・毎日筋トレする必要はない
・疲れているときは休む
・長時間の筋トレは避ける
・筋肉痛があるときは休む
・栄養補給を意識する
・休んでばかりにならないようにする
それぞれ解説していきますね。
同じ部位ばかり筋トレしない
男子高校生などが「腕立て」や「腹筋」ばかりしている様子を見ることがあります。
上腕二頭筋や腹直筋を鍛えるのに、効果があるものです。
しかし、毎日「腹筋」ばかりしていると、肉体のバランスが崩れてしまいます。
それに、筋肉には「修復時間」が必要です。
筋繊維を傷つけるのが「筋トレ」であるため、「回復の時間」が必要です。
毎日、同じ部位ばかりのトレーニングにならないようにし、しっかり筋肉を回復させましょう。
毎日筋トレする必要はない
上記でも述べたように、筋肉には「修復時間」が必要です。
一般的な人は「48時間〜72時間」ほどで修復できるといわれているため、2日ほど休んで良いのです。
従来から「根性」などを磨いてきた人は、「毎日トレーニングしなければ」と考える癖がついているかもしれません。
しかし、実際に「毎日筋トレ」をすると、とても疲労がたまります。
怪我をする恐れがでてきますので、しっかりと「修復時間」を意識するようにしましょう。
疲れているときは休む
仕事などで疲労感を感じているときがありますよね。
筋トレも「継続」を意識するのは良いことですが、無理して「疲れているとき」に頑張るひつようはありません。
疲労感を感じているときは、集中力も散漫になっています。
特に器具を使うトレーニングは、肉体にも大きな負荷を与えます。
疲れているときに、無理して筋トレすると怪我の恐れがありますし、嫌になる人もいます。
長く続けられるトレーニングをするため、疲れているときは休むようにしましょう。
長時間の筋トレは避ける
休みの日などに、1日中筋トレするなどはやめておきましょうね。
もちろん体力が続かないとは思いますが、長時間の筋トレは怪我の恐れが非常に高まります。
というのも、人間の集中力は「長くても90分」と言われているからです。
研究の中には「15分」というものもあり、短期集中するのが効果的といわれています。
さらに、筋トレ初心者が「頑張りすぎる」のも、継続できない原因です。
ここでも「長期的に筋トレをする」ことを意識し、1日あたり2時間程度でトレーニングを終了するようにしてください。
筋肉痛があるときは休む
中学生の部活動(運動部)などでは、筋肉痛があっても毎日練習しているかもしれません。
そのため、大人になってからも「筋肉痛があっても頑張る」と言う人がいます。
しかし、「筋肉痛」とは「筋肉が修復している証拠」です。
筋トレの効果的なトレーニング方法は、「筋肉を傷つけて、修復させる」ことです。
筋肉痛がひどいときに筋トレをやりすぎると、筋繊維を完全に失う結果を引き起こしかねません。
無理せず休むことも、トレーニングのうちですよ。
栄養補給を意識する
「筋肉の修復」には、栄養が必要です。
毎日の食生活を改善し、プロテインなどで「タンパク質」を補うようにしましょう。
中には「糖質ダイエット」を意識しながら筋トレをする人がいますよね。
しかし、「糖質」を全く摂取しないと、筋肉の修復が遅くなります。
結果的に「デトックス」が鈍くなり、痩せにくい体になります。
「痩せやすい体」「綺麗な体」を目指すなら、栄養面を考えた食事をしっかりと食べ、筋トレするようにしてください。
休んでばかりにならないようにする
ここまでお読みいただくと「休む」ことが重要だと理解できるはずです。
しかし、「休んでばかり」になるのは「怠慢」です。
筋トレの効果的な方法には、「中2日」というものがあります。
1日筋トレしたら、2日間休んで3日目に筋トレをするスケジュールのことを言います。
仮に3日目に筋肉痛があったり、仕事などで疲れているなら休みます。
しかし、4日目には努力するようにしてください。
筋肉の修復時間は「48時間〜72時間」です。
理想的には48時間おきにトレーニングするのが効果的ですので、休みすぎないように意識してくださいね。
まとめ
筋トレには「効果的に休む」という考え方があります。
もちろん怪我をしないようにするためです。
休んでばかりにならないように意識しながら、「中2日」を考えておきましょう。
この記事で述べた「筋トレの注意点」を知っていれば、あなたも効果的な筋トレ生活ができるはずです。
執筆者
大手パーソナルトレーニングジムで勤務後に独立。
岐阜市、本巣市、各務原市、羽島市でダイエット専門のパーソナルトレーニングジム「LIFEMAKE」を経営しています。パーソナルジムと聞くと「短期的」「キツイ」「敷居が高い」と思われる方が多いですがLIFEMAKEではダイエット初心者の方向けに、無理をしない中長期のダイエットのサポートを行っています。